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Q.オプションのショート・ポジションを建てる上で気をつけるべきことは何でしょうか?


A. オプション取引における売り建玉(ショート・ポジション)は、買い手によって権利行使をされる可能性があります。権利行使をされた場合、コール・オプションの売り手は代金と引き換えに株式等を引渡さなければならず、プット・オプションの売り手は代金を支払って株式等を受け取る必要があります。


権利行使は、アウト・オブ・ザ・マネー(OTM)またはアット・ザ・マネー(ATM)であっても、行われることがありますが、イン・ザ・マネー(ITM)のときに行使される可能性が最も高いです。とりわけ、満期日が近く、原資産の株価が権利行使価格付近にある際、多くのオプションが行使または放棄される可能性が高まり、相場の急激な変動を引き起こすことがあります。

このため、お客様がオプションのショート・ポジションをお持ちの場合に、このような相場の急激な変動により、予期しない株式の引渡しや代金の引渡しが生じないよう、当社の判断で、お客様のポジション建玉を強制決済(反対売買)することがあります。これは、思わぬトラブルで起こりうる損失やリスクを防ぐための仕組みです。


スプレッド取引においても、原資産の株価が権利行使価格付近にある状態で満期を迎える場合、権利行使されるかどうかが不確実となり、権利行使の結果として予期しない株式の建玉が発生する可能性があります。たとえば次のような例の場合です。


<ある投資家がショート・バーティカル・コール・スプレッドを行うケース>

  • XYZ株 6月16日 $100コール10枚売り
  • XYZ株 6月16日 $110コール10枚買い
  • 権利行使価格の差は$10、取引単位はオプション1枚あたり100株のため、必要証拠金は$10,000($10×10枚×100株)

シナリオ1:XYZ株の取引はオプション満期日に株価$105で終了し、権利行使価格の中間にあります。このため、$100コールはイン・ザ・マネーである一方で、$110コールは価値なく満期を迎えます。その結果、この投資家は$10,000の証拠金から解放される一方、$100,000($100×10枚×100株)の株式売却義務を負います。


シナリオ2:XYZ株の取引は株価$99で終了し、両オプションともアウト・オブ・ザ・マネーとなりました。しかしながらXYZ株がその後の時間外取引で$103の値が付いた場合、$100コールが権利行使される可能性が発生します。ここで例えば、この投資家が月曜日に10枚のうち8枚で権利行使された場合、この投資家は一株当たり$100で800株を売却する必要があります。


シナリオ3:シナリオ2の状況において、800株の売却株式を持っていない場合、この投資家は空売り(株式のショート・ポジション)を行う必要があります。このとき、XYZ株の株価がその後$115に上昇すると、この投資家は$15×800株=$12,000の損失を被る可能性があり、当初の理論上の最大損失である$10,000を超えることがあります。


上記のようなリスクを完全に避けることは難しいですが、以下の方法でリスクを減らすことが可能です。

・ポジションの調整:満期前にポジションを調整し、必要に応じて早期権利行使を検討する。

・分散取引:異なる権利行使価格や満期日を持つオプションを組み合わせ、リスクを分散させる。

・損切注文の活用:ストップロスを活用して損失を限定する。


オプション取引においてショート・ポジションを建てる上では、契約締結前交付書面をよく読み、このようなリスクを十分に理解してご自身の判断と責任で注文をしてください。

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