A. 通常のオプションは、標準化された条件(オプション1枚あたり100株)で取引されますが、非標準オプションは、株式分割、合併、スピンオフなどのコーポレートアクションにより、契約条件が調整されたオプションです。
標準オプションと非標準オプションの違い <標準オプション> ・権利行使の対象となる株数が100株
<非標準オプション> 非標準オプションは店頭デリバティブ(OTC銘柄)として扱われ、権利行使の対象が特定の条件を持つことが多いです。特定の株数や複数銘柄の組み合わせになる場合があります。 また、決められた金額や特殊な条件に基づく現金決済が行われることがあります。
非標準オプションが発生するケース
1.株式併合(例、20:1) 調整前:1枚あたり100株 行使価格$4 調整後:1枚あたり5株 行使価格$80 2.株式併合+現金分配(例、12:1) 調整前:1枚あたり100株 調整後:1枚あたり8株+現金(4株相当) 3.スピンオフ 調整前:1枚あたりABC株 100株 調整後:1枚あたりABC株 100株+新会社XYZ株 5株 行使価格の調整。 分割比率で行使価格も再計算される場合があります。 例:$80→$4
注意点・リスク ・非標準オプションは取引量が少なく、売買が難しい場合があります。 ・取引画面上で内容(行使対象や価格)の把握が難しく、誤解による損失リスクがあります。 必ずOCC(オプション清算機構)の公式メモで契約内容を確認することが重要です。 ・売建玉、買建玉ともに、保有している標準オプションがコーポレートアクションにより非標準オプションに調整されることがあります。そのため、ご自身の投資方針等に関わらず、標準オプションの取引後に非標準オプションを保有する可能性があります。
必ず確認・理解しておくべき点 非標準オプションは複雑かつリスクが高いため、十分な注意と理解、最新の情報の確認が必要です。OCCが発行する「公開メモ」で内容を確認できます。
まとめ コーポレートアクションがあるとオプション内容が調整され、非標準オプションとなります。売買前に必ず取引内容(受渡対象や権利行使価格など)を詳細に確認してください。特に現金配当や分割、スピンオフ、合併に伴う非標準オプションのリスクと構造は事前にOCC等で確認してください。 |