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夏の始まり ―メモリアルデーと株式市場―

米国株オプション投資成功への道(5月27日 志村暢彦)

こんにちは。志村です。

現在は、サンフランシスコ・ベイエリア内のサンタクララという場所に住んでいます。

シリコンバレーの中でも、半導体関連企業(エヌビディアやAMD、ブロードコム等)が多く本社を置くエリアです。

そして、本日は5月25日(日)。明日5月26日(月)のアメリカは、メモリアルデーで祝日。株式市場は休場です。

メモリアルデーとは、戦没者追悼記念日のことで、毎年5月の最終月曜日が連邦政府の定めた祝日となっています。

有名な相場の格言『Sell in May, and go away』(株は5月に売って休暇に出よう)の休暇は、このメモリアルデーが境になるとも言われていて、実際、この週末の旅行者は私の友人もシカゴに行く人がいたり、リゾート(ギリシャやハワイ)に行く人がいたりと、行先も幅広いです。

AAA(アメリカ自動車協会)によると、この週末、アメリカ国内で約4,510万人が50マイル(約80km)以上の旅行を行うと予測されていて、これは、2005年の4,400万人を上回り、過去最多となる見込みとのことでした。(私は近所のスーパーに行く程度で、残って仕事をしています涙)

先週のS&P500種株価指数は、火曜から金曜にかけて4日間続落。もちろん、トランプ政権の先行き不透明感を受けた、国債の格下げ(ムーディーズ)や、関税に関するトランプ発言は影響していますが、

無理してポジションをとることも無いと思い、4月中旬からの上昇相場を受けて、一旦手仕舞い(ポジションを減らした)筋がいることも影響しているでしょう。

ということで、アメリカは今週から、いよいよ夏のはじまりとなります。

アメリカの株式市場の主なテーマは、関税を巡る動向、財政と減税を巡る憶測、および景気や消費に関するものです。

資本市場は、現トランプ政権のアキレス腱は債券売り(金利上昇)であると認識しているので、金利動向をにらみながら、S&P500構成企業の業績や、年末の着地点などを探っていますが、細かな視点でいうと、夏の始まりに伴う、相場付きの転換なども意識出来た方が、資産形成において、より細やかなハンドル捌きが出来ると考えます。

先週には、主にEV向けの半導体を提供するウルフスピード(WOLF)が破産申請(チャプター11:破産法適用申請)を検討しているとの観測ニュースが出て、同社株価が大きく下落しました。

先週後半、ニュースが報じられる2日前から、現物株が下落し始め、オプション取引の出来高も大きく膨らんでいます。

加えて、そこから遡ること約1週間、14日の市場でも、オプション市場の出来高が膨らんでいます

(出所:ウィブル証券)

その日は、投資ファンドのアポロ・グローバルとの債務再編観測が伝えられた日ですが、オプション市場ではしっかりと反応しているということで、オプションの出来高を見ていて、通常と異なる動きがあった際には、その後の更なる動きの予兆となることがあるとお分かりいただけると思います。

オプション建玉の推移については、例えばウィブル証券のアプリの機能を使って、把握することも可能です。

(出所:ウィブル証券)

個別株オプション取引は、現物株投資のリスクを緩和する目的で、より保守的な投資のためにも使えますし、また、損失額を限定したうえで、積極的にリスクを狙いに行く目的でも使えます。

現物株と絡めて使用することで、投資の幅が広がりますので、自分なりの使い方を少しずつでも増やしていくと、長期的な利益積み上げの武器として理解を深めていくと良いと考えます。

ポートフォリオに組み入れるための基礎的な概念や、具体的な取引方法については、随時ウィブル証券のセミナーを参考にして頂けますので、よろしければ一度ご参加を検討ください。

次回の私によるセミナー は6月25日(水)を予定しています。

良い投資を

志村暢彦

追伸

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