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米国株オプション投資成功への道 (2026年2月2日 市場の変動幅が拡大)

志村暢彦

定期的にお送りしているこちらのコラム。

上手に活用し投資のペースや向き合い方を掴んで頂くことで、資産形成を有利に進められる投資家が増えればという想いで記述しています。

1.足元のアメリカと株式市場を巡る状況

足元で株式市場は頭が重くなっています。

下落しているなかで印象深い一社は マイクロソフト(MSFT)。好決算、予想並みの業績見通しを出したなかでも、株価が大きく下落しています。

日次ベースの株価は、1月30日終値が430.29ドルで、昨年10月28日の高値542.07ドルから2割以上下落した水準となっています。

他にも、堅調な業績を発表しながらも、投資家の期待値が高かったのか、下落しがちな優良テクノロジー企業が散見されます。

逆に言えば、中長期的な投資家にはチャンスが拡大している状況と言えます。

1月30日の資本市場では、金先物と銀先物が大きく下落。1月に大きく上げた反動の範疇にも見えますし、下落している他銘柄の損失補填のために利益確定している投資家もいることでしょう。

このコラムは文字数が限られていて、細かなニュアンスをお伝えするのが難しいので、株式市場を巡る状況については、セミナーをあわせてご活用頂ければ幸いです。

次回セミナー は2月18日の20時から開催いたします。参加無料ですので、よければご視聴くださいませ)

なお、前回コラム でも「2026年は、不確実な展開が時として顔をのぞかせると想定されるので、株価が想定以上に下がるケースもあるかもしれません。」と書いているとおり、

私のコラムをお読みの方は、ある程度荒れる展開が定期的に来ることは、『想定の範囲内』かもしれません。

2.具体例(シミュレーション)の振り返り

以前お送りした世界有数の半導体チップメーカーであるクアルコム(QCOM)については、足元で株価下落しているものの、

1月30日時点の株価は151.59ということで、シミュレーションで使用した140ドルの権利行使価格まで少し距離がある状況です。

同社の四半期決算は2月4日の引け後に発表される予定となっています。直近6四半期では、EPSが事前の予想を上回る一方で、株価は先行きの会社見通しなどを嫌気して発表後に株価下落する傾向が続いています。(前回決算時は3.63%の下落)

もし、下落に備えたいという投資家の方は、短期的にプットを買うなど、備えても良いと思いますし、または、決算発表を見てから、オプションのポジションを調整することも可能です。

調整するか否かは投資資金やポートフォリオの状況を見ながら総合的に判断すると良いです。

前回コラムのシミュレーションについて見ていきます。

今後さらに株価下落して、140ドルになったとしても現物株を買いたくないというケースにおいては、今のうちにプットを売った水準(140ドル)を反対売買し(買戻し)、より安い権利行使価格にて改めてプットを売るなど検討されるのも一案でしょう。

そして、保守的に構えるため、140ドル以下で、保険のためのプットを買ったポジションがあるケースにおいては、反対売買の際に、あわせて売却し利益確定されると良いかもしれません。

いずれにせよ、新設されたウィブル証券のスプレッド取引機能などを使うことで、権利行使価格と満期日を変更することが容易になりましたので、取引の際には活用をご検討ください。

また、別銘柄で、セミナーにおいては、パランティア・テクノロジーズ(PLTR)を用いたシミュレーションも見て頂きました。

同社も、直近の株式市場の変動幅拡大にあわせて、株価下落しています。

上記のクアルコムのシミュレーションケースと同じ概念で、権利行使価格を下げるか、決算発表を待つか、対応を検討すると良い環境にあるとみられます。

なお、パランティア・テクノロジーズ(PLTR)の決算発表は本日2月2日の引け後となる予定です。

同社もクアルコム同様、終わった期の決算は、売上・EPSともに事前の市場予想を上回ることが圧倒的に多い一方で、決算発表直後の株価の動きは、先行きの見通しを受けて、大きく株価上昇するケースと、大きく株価下落するケースがあります。

直近4四半期の実績では、上昇と下落がぞれぞれ2回ずつで、過去の傾向は参考になりにくい状況です。

こちらについても、次回セミナー で対応について触れていきたいと思います。

良い投資を

志村暢彦

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