朝のマーケットニュースで多数派の意見だけを見て、その日の気分を決めるような投資家になっていませんか?マーケットがどの程度、強気か弱気かという市場心理を示す指標は、市場の流れが流動的な相場の転換点で、投資家がロジカルに判断を下すのに役立ちます。
ウィブル証券の提供するトップ・オプション・リストは、オプション取引を行う投資家の行動を分析することで特定の株式、セクター、および市場全体に関する手がかりを提供しています。

投資には人気投票のような側面があることにお気づきでしょうか? ファッションが時と共に移り変わっていくように、多くの投資家が好む銘柄も移り変わっていくものです。

ここでは、オプション取引で重要な2つのデータを紹介します。
これらの指標は、オプション市場で取引が活発に行われているかどうかという重要な情報を与えてくれます。
一部のオプション銘柄では、1日の出来高と建玉数が100万枚を超えるような活発なものもあります。逆にたとえ有名企業であっても、ほとんど取引されていないオプションもあるかもしれません。出来高と建玉に注目することは、そうでなければ見過ごすかもしれない取引機会を見つけるのに役立ちます。
結局のところ、取引の多い銘柄、つまり、流動性が高い銘柄はビッドとアスクのスプレッドが狭く、取引コストが安く済む傾向があるのです。さらに、流動性が高ければ、複数の満期日のオプションを使ったカレンダー・スプレッドのような複雑な戦略を取ることも容易になります。
ウィブル証券が提供するトップ・オプション・リストでは、1日の出来高と建玉の多いものから少ないものまで、各オプション銘柄をランク付けしています。ぜひご覧ください。
一方、もう一つの重要な指標は、「注目のオプション」でも確認することができる項目の一つで、オプション投資家にとっては特に価値がある情報です。
プット・オプションの買い手は、原資産となる株式を指定された価格で指定された期日までに売る権利を得ることができます。一方、コール・オプションはこれとは逆で、その買い手は原資産となる株式を指定された価格で指定された期日までに買う権利を得ることができます。
そして、プットをコールで割るとプット・コール・レシオを算出することができます。より具体的にいうと、プット・コール・レシオは出来高を対象とするか、建玉を対象とするかによって、次のように算出されます。

OCC(オプション・クリアリング機構)が報告した特定の日のプット出来高が343万枚、コール出来高が211万枚で、P/Cボリューム比率が1.62(または3.43/2.11)であったとしましょう。
プット・コール・レシオは、株式、株価指数、あるいは株式市場全体に対する投資家の心理を示しています。プット・コール・レシオが特定の水準を下回っていると、市場では強気心理が高まっていることが示されます。逆に、プット・コール・レシオが特定の水準を上回っているなら、市場では弱気の見通しが優勢となっている可能性があります。
しかし、逆張りの観点からはこれを逆にとらえることもできます。プット・コール・レシオが非常に低い水準となっているならば、マーケットが買われすぎとなっている可能性があり、これは相場が逆方向へ向かうシグナルと捉えることもできるのです。
プット・コール・レシオは投資判断に活用できる場合があり、様々な市場に適用可能です。
ただし、どんなインジケーターでも、それだけで相場を判断できる唯一のマスター・キー・カードではないことに注意する必要があります。企業収益や経済のファンダメンタルズを含む他の要素を考慮することが重要となってきます。プット・コール・レシオをお金持ちになるための唯一のツールなどと考えるのではなく、あくまで参考になる1つの指標として使うのが適切でしょう。
異常な動きは、一般的に機関投資家が支配する資本を指す「スマートマネー」の動向を知る手がかりとなります。大口注文、または新規ポジションの大幅な設定や決済は、原資産が大きく動く可能性を示している可能性があります。
他の人々が通常とは異なった投資をしているかどうかが把握できれば、私たちは「巨人の肩の上に立つ」ような感覚で、より多くの情報に基づいた投資判断を下すことができるでしょう。
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