最新の口頭発表では、FSGSにおけるFILSPARIのDUPLEX研究から得られた部分的および完全なタンパク尿寛解データが詳しく説明されています
データプレゼンテーションでは、さまざまなiGaN患者を対象としたSPARTANの研究結果とFILSPARIの実際のケーススタディに焦点を当てています。
Travere Therapeutics, Inc.(NASDAQ: TVTX)は本日、マサチューセッツ州ボストンで4月10日から13日まで開催される全米腎臓財団(NKF)春季臨床会議2025において、最新の口頭発表1件を含む3つのアブストラクトを発表すると発表しました。
最新の口頭発表では、限局性分節性糸球体硬化症(FSGS)を対象としたフィルスパリ®(スパルセンタン)の第3相DUPLEX試験の新しい分析が取り上げられます。これにより、フィルスパリの部分的かつ完全なタンパク尿寛解は、イルベサルタンよりもフィルスパリの方が早期かつ頻繁に達成され、タンパク尿寛解を達成した患者の腎不全率は低かったことが示されました。
同社はまた、IgA腎症(IgAN)の基礎療法としてのFILSPARIの役割をさらに調査するデータも発表する予定です。新たにIgANと診断された患者を対象とした第一選択治療としてのFILSPARTAN試験の第2相試験のデータから、タンパク尿の迅速かつ持続的な低下と、腎障害に関連する炎症性バイオマーカーであるscD163レベルの低下が実証されました。さらに、実際のケーススタディのプレゼンテーションでは、高タンパク尿患者や過去に治療を受けた患者など、さまざまなIgAn患者背景におけるフィルスパリの有効性が示されます。
Travere Therapeuticsの最高医療責任者であるジュラ・インリグ医学博士は、「治療法の選択肢が依然として非常に限られているFSGSにおけるフィルスパリの可能性を探るデータと、iGaNにおけるこの薬の臨床的利点を裏付けるデータを発表できることを楽しみにしています」と述べています。「私たちは、希少腎疾患を患っている人々の治療成績の改善を支援する研究を進めることに引き続き取り組んでいます。」
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