Webull
商品
米国株オプション・ストラテジー取引
米国株オプション・ストラテジー取引
オプションのストラテジー取引とは、2つ以上のオプションを同時に組み合わせて売買する取引方法です。 異なる権利行使価格や満期日のオプションを組み合わせることも可能です。
オプション・ストラテジー取引とは?
ウィブル証券のオプション・ストラテジー取引
12種類のストラテジー取引が可能です。
カバードオプション(カバード・コール)
カバードコールは、株式を保有しながらコールオプションを売る戦略です。保有している株式と同じコールオプションを売りプレミアムを受け取る代わりに、今後株式が権利行使価格以上に上昇した場合の値上がり益を手放します。株価が横ばい、あるいは小幅な上昇を想定する場合に特に効果的な戦略です。株価が下落した場合のリスクはありますが、受取るプレミアムにより一部をカバーできます。
カバード・コールとは?
ストラドル
ストラドルは、同じ権利行使価格かつ同じ満期日のプットオプションとコールオプションの両方を同時に買う、または同時に売る、中立的なオプション戦略です。ストラドル戦略にはロング・ストラドルとショート・ストラドルの 2 つのタイプがあります。ロング・ストラドルは、株価が大きく動くと予想する場合に有効な戦略で、ショート・ストラドルは、株価があまり動かないと予想する場合に有効な戦略です。
ストラドル・ストラテジーとは?
ストラングル
ストラングルは、同じ満期日かつ異なる権利行使価格のコールオプションとプットオプションの両方でポジションを保持する戦略です。ストラングル戦略には 2 つのタイプがあり、ロング・ストラングルは、株価が大きく上昇または下落すると予想するときに利益を得ることを目指し、ショート・ストラングルは、株価が安定またはわずかな価格変動が続くと予想されるときに使用されます。
ストラングル・ストラテジーとは?
バーティカル
バーティカルは、原資産となる株式、オプション種別(コールまたはプット)、満期日が同じで、かつ権利行使価格が異なる複数のオプションを同時に売買する取引です。異なる権利行使価格のものを1枚売り、もう1枚を買い、プレミアムを受取る取引をクレジット・スプレッドと言います。一方で、異なる権利行使価格のものを1枚買い、もう1枚を売り、支払うプレミアムを受取るプレミアムで相殺し、コストを抑える取引をデビット・スプレッドと言います。
バーティカル・ストラテジーとは?
バタフライ
バタフライは、権利行使価格の異なるオプションの1枚ずつの売買と、その中間値のオプションを2枚組み合わせる戦略のことです。コール、プットのどちらでもバタフライを組むことができます。株価のボラティリティが小さく なる、あるいは大きくなると予想したときにリスクとリターンを調整するために使用されます。ロング・バタフライとショート・バタフライの2つのタイプがあり、狭いレンジで株価が推移する時に有効な戦略です。
バタフライ・ストラテジーとは?
コンドル
コンドルは、 4つの異なる権利行使価格のオプションで構成されるリスクが限定された戦略です。コンドルの買い手は、満期時の株価が、内側の2つの権利行使価格の間またはその近くにある場合に利益を得ます。また、株価が外側の2つの権利行使価格の近くまたはその外側にある場合の損失も限定されます。ロング・コンドルとショート・コンドルの2つのタイプがあり、ボラティリティが低い局面で、株価が一定の区間に収まるときに有効な戦略です。
コンドル・ストラテジーとは?
カラー
カラーは、大きな損失を回避するための戦略ですが、大きな利益も限定されます。株価が長期的に上昇または下降すると予想しているものの、短期的な見通しが分からない場合に使用する戦略です。ロング・カラーとショート・カラーの2つのタイプがあり、ロング・カラーはカバード・コールにプット買いを加える戦略で株式を保有すると同時に、同じ満期日・枚数で、その保有株の下落に備えるプットオプションの買いとコールオプションを売りを行います。ショート・カラーは現状当社ではご注文いただくことはできません。
カラー・ストラテジーとは?
アイアン・バタフライ
アイアン・バタフライは、リスクを制限しながら安定した収入を得るための戦略です。満期日が同じで、異なる3つの権利行使価格を持つ2つのコールオプションと2つのプットオプション、計4つのオプションを使用します。この戦略は、株価が中間の権利行使価格付近に留まると予測するときに最も効果的です。ロング・アイアン・バタフライは、株価が大きく上昇または下落すると予想されるときに、ショート・アイアン・バタフライは、株価が安定またはわずかな価格変動が続くと予想するときに使用されます。
アイアン・バタフライ・ストラテジーとは?
アイアン・コンドル
アイアン・コンドルは、2つのコールオプションと2つのプットオプションの、計4つの異なる権利行使価格のオプションを、全て同じ満期日のものを組み合わせます。ロング・アイアン・コンドルは、株価が大きく上下すると予想されるときに利益を得ることを狙い、ショート・アイアン・コンドルは、株価が安定しているか狭い範囲で動くと予想されるときに利益を得ることを狙います。どちらの取引も、最大利益と最大損失の両方が限定されます。
アイアン・コンドル・ストラテジーとは?
カレンダー
カレンダーは、異なる満期のオプションを同時に売買する戦略です。近い満期日のオプションを売り、遠い満期日のオプションを買うことで、株価の動きに対するリスクを管理する戦略です 。2つのポジションは原資産・権利行使価格・枚数は同じで、オプションの種類は、コールまたはプットのいずれかで統一します。
カレンダー・ストラテジーとは?
ダイアゴナル
ダイアゴナルは、異なる権利行使価格、異なる満期日を組み合わせる戦略です。同じ銘柄の異なる満期日の価格差の変動に注目して取引を行うカレンダー・ストラテジーの変形です。ダイアゴナルは、対角線を意味します。ロング・ダイアゴナル・ベア・コール・スプレッドなど、4つの戦略の注文が可能です。
ダイアゴナル・ストラテジーとは?
シングル・オプション
シングルオプションは、1つのオプションを買付する(ロングコール/ロングプット)、または売却する(ショートコール/ショートプット)、基本的な戦略(ストラテジー)です。相場の上昇を狙うならコール・オプションを買い、相場の下落を狙うならプットオプションを買います。
シングルオプションとは?
オプション・ストラテジー取引について、最大利益・最大損失・損益分岐点などはこちらをご確認ください。
よくあるご質問
Q. オプションの買付余力とは何ですか?
A. オプション取引を行う場合、買付余力がどのように計算されるか、現物株式取引との違いを理解しておくことが重要です。 現物株式を買う場合、購入代金分の買付余力があれば、それ以外の資金は必要ありません。しかし、オプション取引は買付時に支払うプレミアム代金以外に金銭を差し入れて頂く場合があります。 たとえばキャッシュ・セキュアード・プットのように、プット・オプションを売る場合、権利行使された場合に必要となる株式購入代金を全額差し入れて頂く必要があります。他方、それより少額の証拠金のみで取引が可能となるストラテジー取引については、買付代金全額ではなく構築するストラテジーに応じて証拠金をご用意して頂くこととなります。オプションの買付余力は、信用取引のように代用有価証券を担保に証券会社からお金を借りて買付けることはできないため、オプション口座に差し入れられた証拠金のみに基づいて計算されます。ストラテジー取引の場合、必要証拠金額が権利行使価格のスプレッド幅(マルチレッグの権利行使価格の差額)により計算されます。
Q. レッグイン・レッグアウトとは何ですか?
A.【レッグインとは】 保有しているオプションの買い建玉およびカバード・オプションもしくは現物株式に対して、後からレッグ(オプションの建玉)を追加してストラテジーを組成する手法です。 株価やボラティリティの変化に応じて柔軟に対応できますが、その間に価格変動リスクが発生します。 カバード・コールの場合、オプション口座で保有している現物株100株に対してコール売りが可能です。 ※保有するオプションに対してストラテジーを組成する際には、必ずレッグイン注文をご利用ください。 【レッグアウトとは】 反対に、保有中の組成されたストラテジーから一部レッグを個別で決済する手法です。 一部を先に利益確定または損切できるメリットがありますが、残ったポジションは価格変動リスクを受けることがあります。 レッグアウトは2つのレッグで構成されたストラテジーのみご利用いただけます。 コンドル等の4つで構成されたレッグには対応しておりません。 【操作方法:スマートフォンアプリ】 ① レッグイン 1. Webullロゴ(画面下部中央)をタップし、オプション口座画面に切り替える 2. 保有銘柄からストラテジーを組成したい建玉をタップする。 3. 画面右下の点が3つメニューから「ストラテジーの構築」を選択 4. マルチレッグの場合、ストラテジーを作成する画面からご希望のスプレッドを選択し、注文内容を入力し送信する。 ② レッグアウト 1. Webullロゴ(画面下部中央)をタップし、オプション口座画面に切り替える 2. 資産の保有銘柄から該当のオプションストラテジーを選択 3. レッグ構成画面から清算したい建玉のレッグアウトをタップ 4. 注文内容を入力し送信する。
Q. オプション取引を始める上で、信用取引口座の開設は必要ですか?
A.必要となります。オプション取引においては、原資産を持っていなくてもオプションを売却することができますが、そのオプションの買い手が行う権利行使に応じる義務も発生します。たとえばコール・オプションを売却し、その後権利行使された場合の義務を履行するには、原資産を調達して、ポジションの引き渡しに応じてる必要があります。 この際、お客様のポジション管理のために、信用売り建てを通じて引き渡し義務に応じられるよう、オプション取引開始前に米国株式の信用取引口座を開設していただく必要があります。なお、信用取引口座におけるポジション管理は信用取引のルールに基づいて行われますので、信用取引口座に建てられたポジションを維持するためには、ご自身で必要となる保証金を振替入金して頂く必要があります。ご不明点がございましたら、弊社クライアントサービスまでお問い合わせください。
Q. オプションのネイキッドショート注文はできますか
A.当社ではお受けしておりません。オプションのストラテジー取引(スプレッドオプション取引等)をご利用して頂くことで、リスクを限定させた上でショートオプションを組み合わせたポジションを持つことができます。
ウィブル証券のオプション取引方法に関するFAQはこちら
口座開設
ログイン
※お取引には、口座開設が必要となります。 口座開設・管理手数料は0円!お申し込み手続きは最短5分で完了します。
ご注意事項
当社の各取扱商品等をお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。 オプション取引では、外国上場株式、株価指数、あるいはオプション自体の市場価格の変動等によって損失が生じるおそれがあります。 また、オプション取引は期限商品であり、買方では期日までに権利行使あるいは転売を行わない場合には、権利は消滅し、投資資金の全額を失うことになります。 お取引にあたっては、取引説明書および取引約款を熟読のうえ、十分に仕組みやリスク、費用についてご理解いただき、ご自身の判断にてお取引くださいますようお願い申し上げます。