Moneybullとは?ウィブル証券の米ドル自動運用サービスを徹底解説

10/21/2026

ウィブル証券が提供する「Moneybull(マネーブル)」は、証券口座内の余った米ドルを外貨建てMMF(マネー・マーケット・ファンド)で自動運用するサービスです。米国株投資をしながら、待機中の資金も効率的に活用したい方に向いているサービスです。

この記事のポイント

  • Moneybullは、総合口座内の米ドルを自動で外貨建てMMFで運用するサービス

  • 買い付け・解約はすべて自動で行われ、手動操作なしで運用が継続

  • 運用中の資金で米国株・ETFをそのまま購入できる

  • 取引手数料は無料(外貨建てMMFの信託報酬は年率0.70%上限)、為替手数料は15銭

  • Moneybull積立(2026年8月提供開始)で定期的な米ドル資産形成も可能


1. Moneybullとは?外貨建てMMF自動買付の仕組み


moneybull 米ドル自動運用 外貨建てmmf概念図


Moneybullとは、ウィブル証券の総合口座で保有する米ドルが、自動で外貨建てMMFで運用される仕組みのことです。

証券口座に入金した現金は、通常は利子が付きません。Moneybullを有効にすると、総合口座内の米ドルで自動的に「ゴールドマン・サックス・米ドルファンド」の買付が行われます。

外貨建てMMFとは、外貨(ここでは米ドル)で運用される投資信託の一種で、格付けの高い短期債券を中心に運用されます。一般的に銀行預金よりも高い利回りが期待できる一方、元本は保証されておらず、外貨建てのため為替変動リスクも伴います。

Moneybullの直近の月間平均年換算利回りは「3.386%(2026年10月9日現在)です。


2. Moneybullの自動スイープ機能:資金の流れを理解する


moneybull 自動スイープ 4ステップ フローチャート


Moneybullの中核となるのが「自動スイープ機能」です。お客様が特別な操作をしなくても、以下の流れで資金が自動管理されます。

自動スイープの4つの動き

  1. 自動買付: 総合口座内の米ドルで自動的に外貨建てMMFを買付けます。(自動買付せずに米ドルを保有する場合は預り金保留額を設定します。)

  2. 自動解約(買付時): 米国株・ETFを買い付けると、買付代金相当額のMoneybullが自動解約され、決済資金に充当されます。

  3. 自動買付(売却時): 米国株・ETFを売却して得られた米ドル資金も、自動でMoneybull へ充当されます。で

  4. 配当金の自動買付: 保有する米国株の銘柄から受け取った米ドルの配当金・分配金も、自動でMoneybullへ充当されます。

※Moneybullは信用取引の買付代金としてはご利用になれません。

なお、各営業日15時以降に解約申し込みが行われた場合、受け渡しは翌営業日となります。オプション口座への口座振替や為替取引を希望する場合は、事前に「預り金保留額」としてご指定ください。

預り金保留額とは、総合口座内に米ドル現金として常に残しておきたい金額のことです。スマートフォンアプリの「ウィブルロゴ(画面下中央)」→「総合口座」→「Moneybullのバナー」→「預り金保留額」から設定できます。


3. Moneybullのメリット:米国株投資と相性の良い特徴


moneybull メリット 手数料無料 自動買付 配当再投資


3.1 取引手数料と費用の内訳

Moneybullの取引手数料(売買手数料)は無料です。為替手数料(円をドルに換える際のコスト)は1ドルあたり15銭です。

なお、外貨建てMMFには信託報酬(運用管理報酬)が純資産総額に対し年率0.70%を上限として設定されており、保有するMMFの中から間接的に差し引かれます。手数料等は変更される場合があります。最新の料金はウィブル証券の公式サイトをご確認ください。

3.2 少額から利用できる

Moneybullは、口座内の余った米ドルをそのまま活用できる設計になっています。

「まず少額から米ドル資産運用を試したい」という方でも、気軽にはじめることが出来ます。

※初めて Moneybullを利用する際の最低投資金額は10米ドル、その後の最低投資金額は0.01米ドルです。

3.3 解約手続き不要で米国株をすぐに購入できる

Moneybullで運用中の資金は、解約手続きなしに米国株・米国ETFの購入資金として使えます。タイムラグもなく、買いたい銘柄が見つかったときにそのまま注文できます。

運用中でも現金と同様に扱えるため、投資機会を捉えやすい点が特徴です。ただし、外貨建てMMFは投資信託の一種であり、元本は保証されていません。価格変動や為替変動リスクがあります。

3.4 配当金・売却代金も自動で再投資

米国株から受け取った配当金や、銘柄売却後の米ドル資金も自動でMoneybullへ再投資されます。この仕組みにより、資金が手元で滞留しにくくなります。


4. Moneybullのデメリットと注意点:利用前に確認しておきたいこと

4.1 Moneybullで買い付ける外貨建てMMF

Moneybullで投資できる外貨建てMMFは、「ゴールドマン・サックス・米ドルファンド」です。

「通貨の種類にこだわりたい」「複数のMMFを比較して選びたい」という方には、選択肢が限られる点に注意が必要です。

逆に、「とにかくシンプルに運用したい」という方にとっては、選択肢が1つに絞られているため迷いが生じにくい側面もあります。

4.2 外部からの米ドル送金には手間とコストがかかる場合がある

ウィブル証券の口座に米ドルを外部から直接送金する場合、送金手続きの手間に加え、送金元金融機関の手数料が発生することがあります。

手数料を抑える方法として、「クイック入金」を使って日本円で入金し、その後アプリ内で米ドルへ転換する方法があります。日本円入金時に「クイック入金」を利用すると、ウィブル証券側で振込手数料を負担する仕組みです。この場合、為替手数料(1ドルあたり15銭)のみが発生します。

手数料等は変更される場合があります。最新の料金はウィブル証券の公式サイトをご確認ください。


5. Moneybullの設定方法と活用パターン:口座開設から積立まで


moneybull アプリ設定 自動スイープ有効 手順


5.1 Moneybullの基本設定(自動スイープのON/OFF)

Moneybullの設定はアプリから数ステップで完了します。

STEP1: スマートフォンアプリを起動し、画面下部中央のウィブルロゴをタップします。

STEP2: 「総合口座」を選択します。

STEP3: 「Moneybullのバナー」をタップします。

STEP4: 「自動スイープ機能」を「有効」に設定します。

設定が完了すると、総合口座内の米ドルが自動的に外貨建てMMFへ投資され始めます。アプリ上のON/OFFの設定で、自動スイープを利用するかどうかをいつでも変更できます。

5.2 オプション口座での利用方法(代用有価証券として振替)

Moneybullは、米国株オプション取引口座の委託証拠金・買付余力としても活用できます。この場合、「代用有価証券」として総合口座からオプション口座へ振り替える必要があります。

代用有価証券とは、現金の代わりに担保として差し入れる有価証券のことです。有価証券ごとにリスクを考慮した「掛け目」が設定されており、Moneybullの場合は98%です。たとえば100米ドルを振り替えると、代用評価額は98米ドルとなります。

オプション口座への振替手順

STEP1: ウィブルロゴ(画面下部中央)をタップし、「総合口座」を開く

STEP2: 「入出金」→「資金振替」→「代用有価証券の振替」を選択

STEP3: 振替元口座が「総合口座」であることを確認

STEP4: 振替先口座が「米国株オプション取引口座」であることを確認

STEP5: 外貨建てMMFの金額を入力し、振替を実行

オプション口座に振替後もMoneybullの運用は継続されます。オプション取引で支払いが生じた場合、代用有価証券のMoneybullは自動的に解約され、支払いに充当されます。

解約・出金を希望する場合は、まずオプション口座から総合口座へ振り替える必要があります。

5.3 Moneybull積立:定期的な米ドル資産形成を目指したい方へ

2026年8月から、「Moneybull積立」の提供が開始されました。

Moneybull積立は、毎日・毎週・隔週・毎月の単位で設定した金額を、円資金から継続的に米ドルへ転換しながらMoneybullで積み立てるサービスです。

「一度に大きな金額を両替するのは不安」「為替のタイミングを判断するのが難しい」という方が、継続的に米ドル資産を形成する手段として活用できます。定期的に積み立てることで購入タイミングを分散できるため、為替変動の影響を平準化できる可能性があります。

積み立てた米ドル資産は、その後米国株・米国ETFの購入に充てることも可能です。ただし、積立は為替変動リスクを完全になくすものではありません。外貨建て投資には為替変動リスクが伴い、投資元本が保証されるものではありません。


6. Moneybullの安全性と資産保全の仕組み

6.1 外貨建てMMFの分別管理

Moneybullで運用されている外貨建てMMFは、証券会社の固有資産とは分別して管理されます。投資信託の資産は信託銀行に保管されており、証券会社の経営状況に左右されない仕組みになっています。

ただし、分別管理は元本を保証するものではなく、外貨建てMMF自体の運用によって資産価値が変動する可能性があります。

6.2 ウィブル証券の登録・加入協会

ウィブル証券は、金融商品取引業者として関東財務局長(金商)第48号の登録を受け、金融庁の監督下で金融商品取引法に基づいて業務を行っています。日本証券業協会に加入しており、顧客資産の分別管理を実施しています。

6.3 リスクの概要

Moneybullを含むウィブル証券の投資商品には、価格変動や為替変動等によって損失が生じるリスクが含まれています。投資商品の価値は上昇または下落する可能性があり、投資資金の一部または全部を失う可能性があります。

取引にあたっては、取引約款および契約締結前交付書面等をあらかじめご確認のうえ、商品の性質、取引の仕組み、手数料およびリスクについて十分ご理解いただき、ご自身の判断と責任でお取引ください。


まとめ

Moneybullは、ウィブル証券の総合口座内の米ドルを外貨建てMMFで自動運用するサービスです。自動スイープ機能により、手動操作なしで余剰資金を活用できる設計になっています。2026年8月からはMoneybull積立も提供開始し、定期的な米ドル資産形成の選択肢も広がりました。口座開設方法はウィブル証券の口座開設ページをご確認ください。

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すべての投資商品にはリスクが含まれています。投資商品の価値およびそこからの収益は上昇または下落することがあり、その投資資金の一部または全部を失う可能性があります。また、信用取引・オプション取引・先物取引の利用においては、委託保証金・証拠金の差し入れが必要となり、価格変動等によっては差し入れた委託保証金・証拠金以上の損失が生ずる恐れがあります。

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