10/21/2026
米国株(アメリカ株)の信用取引は、保証金を担保に元手の最大2倍の売買が可能な取引形態です。ウィブル証券では信用買い・信用売りに加え、信用デイトレード取引にも対応しています。本記事では、米国株信用取引の基本から口座開設の手順、コスト、リスク管理まで詳しく解説します。
この記事のポイント
米国株信用取引は、預け入れた保証金を担保に最大2倍の売買が可能な取引形態です
信用買いと信用売り(空売り)の2種類があり、上昇・下落どちらの相場にも対応できます
金利・貸株料・現地諸費用など複数のコストが発生するため、事前の把握が重要です
ウィブル証券の信用デイトレード取引は同日中の決済で金利・貸株料が発生しませんが、当日中に決済が完了しなかった場合はペナルティフィーが発生します
信用取引は損失が保証金を超える可能性があるため、仕組みとリスクを十分に理解した上で取引することが大切です
米国株信用取引とは、預け入れた保証金(委託保証金)を担保として証券会社から資金や株式を借り、元手の最大2倍の売買を行う取引のことです。
米株信用取引には、大きく2種類の取引方法があります。
信用買い:証券会社から資金を借りて株式を購入する方法です。将来の値上がりを見込んで買いポジションを建て、返済時の差額から利益を狙います。
信用売り(空売り):証券会社から株式を借りて売却する方法です。株価が下落したタイミングで買い戻して返済することで、下落局面でも利益を狙える取引です。
国内の信用取引との大きな違いは、米国株信用取引が外貨建て(米ドル)で行われる点です。円から米ドルへの換算が必要となるため、為替相場の変動も損益に影響します。
また、米国株信用取引は「無期限信用取引」として提供される場合が多く、返済期限が設けられていないため、保証金の維持さえできれば長期にわたってポジションを保有できます
米国株信用取引と国内株式信用取引には、いくつかの重要な違いがあります。
比較項目 | 米国株信用取引 | 国内株式信用取引 |
|---|---|---|
決済通貨 | 外貨(米ドル)決済 | 円貨決済 |
信用種類 | 無期限信用取引 | 制度信用・一般信用(無期限・短期) |
委託保証金率 | 50%以上 | 30%以上 |
最低委託保証金 | 所定の米ドル額以上 | 30万円超 |
値幅制限 | なし | ストップ高・ストップ安あり |
国内株式信用取引では「制度信用取引(最長6ヶ月)」と「一般信用取引(無期限など)」がありますが、米国株信用取引は外国株式信用取引(無期限)として提供されています。
値幅制限がない点は、米国株信用取引の大きな特徴です。1日の中で株価が大きく動く可能性がある分、リスク管理が特に重要になります。
ウィブル証券で米国株信用取引を行うには、専用の「信用取引口座」の開設が必要です。以下のステップで手続きを進めます。
STEP 1:ウィブル証券の証券口座を開設する
まずはウィブル証券の証券口座を開設します。口座開設はオンラインで完結でき、本人確認書類の提出が必要です。
ウィブル証券の口座開設はこちら
STEP 2:米国株の現物取引口座を開設・確認する
信用取引口座の申し込みには、米国株現物取引の経験が条件となります。まだ経験のない方は、まず現物取引から始める必要があります。
STEP 3:信用取引口座を申し込む
総合口座の開設と同時、もしくは総合口座開設後に信用取引口座の開設を申請します。ウィブル証券公式サイトまたはアプリから手続きできます。
STEP 4:保証金を入金・振替する
信用取引口座が開設されたら、保証金として米ドルまたは日本円を総合口座から信用取引口座へ振替ます。米国株信用取引では、定められた最低委託保証金を満たす必要があります。また、現物の米国株式やETFを代用有価証券として担保に充てることも可能です。
STEP 5:注文を出す
保証金が反映されたら、アプリまたはPCアプリから取引を開始できます。銘柄を選択し、信用買いまたは信用売りの注文を出します。指値・成行・逆指値・IFD+OCO注文など複数の注文方法に対応しています。
詳しい口座開設の流れについては、ウィブル証券「はじめての方へ」をご覧ください。

ウィブル証券では、「信用デイトレード取引」に対応しています。これは、建玉の新規建てと返済を同日中(日本時間の同一取引日)に完結させる取引形態です。
信用デイトレード取引の主な特徴:
同日決済で金利・貸株料が発生しない:信用デイトレード取引では、同日中に決済が完了した場合、金利と貸株料は発生しません。
当日中の決済が必要:新規建てと返済を同じ取引日内に完結させる必要があります。
未決済の場合はペナルティフィーが発生:当日中に決済が完了しなかった場合、ペナルティフィーとして13.5米ドルが発生します。
手数料等は変更される場合があります。最新の料金はウィブル証券の公式サイト(手数料一覧ページ)をご確認ください。
米国株信用取引では、現物取引とは異なる複数のコストが発生します。取引前に各費用を正確に把握しておくことが重要です。

買方金利(信用買い)
信用買いでポジションを保有している間、証券会社から借りた資金に対して買方金利が発生します。
ウィブル証券の無期限信用取引における金利の計算は、国内受渡日を起算日として、売却後の国内受渡日までが計算対象となります。精算は売却時の約定金額から行われます。信用デイトレード取引(同日中に決済完了)では、金利は発生しません。
貸株料(信用売り)
信用売り(空売り)でポジションを保有している間は、借りた株式に対して貸株料が毎日発生します。ウィブル証券の無期限信用の売り建て取引にかかる貸株料は、銘柄によって設定が異なります。信用デイトレード取引では貸株料は発生しません。
貸株料の計算起算日・精算方法は買方金利と同様です
返済が完了するまでの間、毎日発生します
信用デイトレード取引(同日決済)では発生しません
手数料等は変更される場合があります。最新の料金はウィブル証券の手数料ページをご確認ください。
HTB(Hard-to-Borrow)とは、流動性の観点から借株が難しい銘柄のことです。 HTB信用売り銘柄は、通常の信用売り銘柄と比較して貸株料の設定が異なります。
HTB銘柄に関する主な注意点:
市場の需給等によって、通常銘柄からHTB銘柄に変更される場合があります
変更日以降は変更後の貸株料が適用されます
「信用売り銘柄」か「HTB信用売り銘柄」かはアプリ内の個別銘柄画面で確認できます
ポジション保有中に区分が変更される場合があるため、定期的な確認をお勧めします
手数料等は各社・サービスにより異なり、変更される場合があります。最新の料金は各社の公式サイトをご確認ください。
米国株信用取引では、国内取引手数料に加えて、現地諸費用も発生します。
発生しうる主なコスト一覧:
コスト項目 | 発生タイミング | 概要 |
|---|---|---|
取引手数料 | 新規建て・返済時 | 約定金額に応じて発生(ウィブル証券は無料) |
買方金利 | 保有中(無期限信用) | 借りた資金に対して発生 |
貸株料 | 保有中(無期限信用) | 銘柄により異なる、毎日発生 |
SEC Fee / FINRA関連費用 | 売却・返済時のみ | 米国現地取引所手数料 |
為替手数料 | 円↔米ドル換算時 | 円貨決済・外貨決済の際に発生 |
ペナルティフィー | デイトレ未決済時 | 当日中に未決済の場合13.5米ドル |
米国株式を売却(返済)される際は、米国証券取引委員会(SEC)および米国金融業規制機構(FINRA)に支払う手数料が別途発生します。現地取引費用は市場状況・現地情勢等に応じて変動するため、事前に確定額を表示することが難しい場合があります。
詳細はウィブル証券の手数料ページでご確認ください。
手数料等は各社・サービスにより異なり、変更される場合があります。最新の料金は各社の公式サイトをご確認ください。
信用取引は現物取引にはない機会がある一方、特有のリスクも存在します。取引前にリスクを十分に理解しておくことが大切です。
信用取引のレバレッジ効果は、利益機会の拡大と同時に損失リスクの拡大も意味します。
信用取引のリスクを知っておきましょう:
元本超過損の可能性:信用取引では、預け入れた保証金の額を上回る損失(元本超過損)が発生するおそれがあります。
値幅制限なし:米国株には国内株式のようなストップ高・ストップ安がなく、1日の中で株価が大きく変動することがあります。
夜間取引のリスク:米国市場は日本時間の夜間に開場するため、就寝中に相場が急変する場合があります。
損失リスクを低減するための考え方:
逆指値注文(ストップロス)を設定し、想定外の下落に備える
最大限のレバレッジをかけない
保証金はできるだけ余裕を持って入金し、委託保証金率を高めに維持する

為替リスク
米国株信用取引は米ドルで行われます。取引による損益は米ドルで発生し、それを円に換算する際の為替相場の状況によって、円ベースでの損益が変わります。円高に転じると円換算での損失が膨らむ可能性があるため、為替リスクを十分に考慮した上で取引規模を決めることが大切です。
向いている人・注意したい人
向いている可能性がある方 | 注意したい方 |
|---|---|
米国株の現物取引経験がある方 | 投資経験が少ない方 |
リスク管理を徹底できる方 | 大きなリスクを取りたくない方 |
相場の変動を活用したい方 | 為替変動に慣れていない方 |
資金効率を高めたい方 | 余裕資金が少ない方 |
取引を行う前に、ウィブル証券の米国株信用取引ページで信用取引に関するルールをご確認ください。
ウィブル証券では、スマートフォンアプリとPCアプリの両方から米国株信用取引を行えます。
主な機能・特長:
市況画面での銘柄確認:信用売り銘柄およびHTB信用売り銘柄の識別情報をアプリ内の個別銘柄画面でリアルタイムに確認できます
多彩な注文方法:指値注文・成行注文・逆指値注文、IFD+OCO注文など、複数の注文方法に対応しています
米国株オプション取引:現物取引・信用取引のほか、米国株オプション取引にも対応しており、より幅広い取引戦略を検討できます
TradingView連携:高機能チャートツールとの連携により、テクニカル分析を活用した取引環境を提供しています

登録・監督について
ウィブル証券は、金融商品取引業者として関東財務局に登録し、金融庁の監督のもとで業務を行っています。金融商品取引法に基づき、適切な情報開示と投資家保護に努めています。
加入協会
日本証券業協会
投資者保護の仕組み
顧客資産の分別管理:お客様からお預かりした資産は、会社の固有財産と分けて管理(分別管理)されます。証券会社が経営破綻した場合でも、顧客資産が保護される仕組みになっています。
セキュリティ面
多要素認証やSSL暗号化などのセキュリティ対策を導入し、お客様の資産と個人情報の保護に取り組んでいます。
米国株信用取引は、レバレッジや空売りを通じてさまざまな相場局面に対応できる可能性がある取引方法です。ウィブル証券では信用デイトレード取引(同日決済時は金利・貸株料0円)や豊富な注文機能を提供しています。仕組み・コスト・リスクを理解した上で、ウィブル証券の口座開設をご検討ください。
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すべての投資商品にはリスクが含まれています。投資商品の価値およびそこからの収益は上昇または下落することがあり、その投資資金の一部または全部を失う可能性があります。また、信用取引・オプション取引・先物取引の利用においては、委託保証金・証拠金の差し入れが必要となり、価格変動等によっては差し入れた委託保証金・証拠金以上の損失が生ずる恐れがあります。
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